弁護士懲戒が過去最多

着服などによる弁護士の懲戒処分が昨年、前年より７件増えて過去最多の６９件に上ったことが７日、日弁連のまとめで分かった。１０年前の２倍を超え、うち弁護士資格を失う除名と退会命令は計５件。

依頼者らからの懲戒請求も最多の１３６７件を記録した。司法制度改革で弁護士が急増したことなどが背景にあるとみられる。


インドネシア機が炎、邦人２人無事
インドネシア・ジャワ島中部ジョクジャカルタの空港で７日午前７時（日本時間同９時）すぎ、ジャカルタから到着した国営ガルーダ航空機が着陸に失敗、炎上した。地元報道などによると、事故機はボーイング７３７で乗客乗員１４０人が乗っていた。

ロイター通信によると、地元当局者は４９人が死亡したと語った。ＡＰ通信によると、約６０人が病院で手当てを受けている。日本の外務省は、同機に搭乗していた日本人２人の無事を確認した。

「のど自慢」出場者データ紛失

ＮＨＫ札幌放送局は２日、道内で開催された「ＮＨＫのど自慢」の過去１０年分の出場者ら１２６９人分の名前や住所などの個人情報が入ったノートパソコンを紛失したと発表した。

パソコンではドラマ制作のスケジュール管理もしており、ＮＨＫ子会社が契約している制作会社の社員が自宅で作業をしようと、２月１７日に、局内だけで使用が許可されたパソコンを無断で持ち出した。


中村紀、サーパス戦で特大満塁アーチ
中日と育成契約を交わした中村紀洋内野手（３３＝オリックス）は３日、ウエスタン教育リーグ、サーパス戦で満塁本塁打を放った。「５番一塁」で先発出場し、１死満塁で迎えた３回の第２打席で光原の内角直球を捕らえ、左越えに特大アーチ。

「スムーズに体が反応した。中日での１号なので、ホームランボールは家に飾る」と笑顔で話した。

赤プリで銃弾発射の男を逮捕

東京都千代田区の赤坂プリンスホテルの客室でライフル銃を発射し窓ガラスを割ったとして、警視庁麹町署は２４日までに、建造物損壊の疑いで住所不定、無職若松敬二郎容疑者（４７）を逮捕した。ライフル銃所持の許可はあり「酔っぱらっていた」と供述しているという。

調べでは、若松容疑者は１３日午後８時ごろから１４日午後４時すぎの間、宿泊していた同ホテル新館３１階の部屋で、銃を発射し窓ガラス１枚と窓枠を壊した疑い。


日興、週明けにも賠償請求表明
日興コーディアルグループは24日、不正会計問題を引き起こした責任を追及するため、旧経営陣に対する損害賠償請求を週明けにも表明する方針を固めた。

一方、刑事告訴は当面、見送る方向だ。不正にかかわった旧経営陣に対して毅然（きぜん）とした態度をとることで、市場からの信頼回復を急ぐ。

ＮＨＫ受信料請求訴訟で初弁論、契約者側は争う姿勢

ＮＨＫが受信料不払い世帯に支払い督促を申し立てた問題で、督促に異議を申し立てた東京都内の男性に受信料5万3010円（38カ月分）の支払いを求めた訴訟の第一回口頭弁論が23日、東京地裁（綿引穣裁判官）であった。男性は出廷しなかったが、請求棄却を求めた答弁書を提出し、争う姿勢を示した。

受信料不払いを巡り訴訟に移行したケースはこれまでに12件あるが、契約者側が本格的に争う姿勢を示し、審理が簡裁から地裁に移送された訴訟の口頭弁論は初めて。


大毅勝てば命名新馬デビューを関口氏約束
亀田３兄弟の二男大毅（１８＝協栄）が世界王座とともに、ダービー制覇を目指す。２３日、札幌市北海道立体育センターでＷＢＡ世界ライトフライ級４位ビッキー・タフミル（３２＝インドネシア）と対戦する。

  前日計量の２２日、フサイチの冠名の馬主、関口房朗オーナー（７１＝ＶＳＮ会長）の訪問を受けた。財政破綻（はたん）した夕張市を支援する亀田家に同オーナーが共感したもので、試合に勝てば大毅命名の新馬「フサイチダイチャン」のデビューを約束された。


不正アクセス摘発2.5倍　オンラインゲームが急増
昨年、全国の警察が不正アクセス禁止法違反容疑で摘発した事件は前年に比べ2.5倍に上った。

他人のパスワードを無断で使い、インターネット上のサイトなどに侵入したとして、全国の警察が平成18年に不正アクセス禁止法違反容疑で摘発した事件は、前年に比べ2.5倍の703件だったことが22日、警察庁のまとめで分かった。統計を取り始めた12年以降で最多。

映画撮影用やぐらのワイヤでスキー客３人軽傷

１７日午前８時１５分ごろ、長野県白馬村の白馬八方尾根スキー場で、リフトに乗っていた福井県三方上中郡の男性公務員（４０）が、近くに組まれた映画撮影用のやぐら（高さ約２０メートル）を支える金属製ワイヤにスキー板を引っかけて約１０メートル下のゲレンデに転落し、打撲で軽傷を負った。

やぐらから外れたワイヤが、乗り合わせていた川崎市の男性会社員（５１）、娘の大学院生（２３）に当たり、父娘とも軽傷。


自民教育特命委　「教委への国の関与強化」で大筋一致
自民党の教育再生特命委員会（委員長・中山成彬元文部科学相）は１６日、党本部で開いた会合で、政府が今国会への提出を目指す教育再生関連３法案のうち、教育委員会制度を見直す地方教育行政法案の内容について協議し、「教育委員会に対する国の関与を強化すべきだ」との見解で大筋一致した。


北島康介が今年初の国内レース出場、まずまずの手応え
今年３月の水泳世界選手権（豪州・メルボルン）優勝を目指す北島康介（日本コカ・コーラ）は１７日、今年の国内初レースとなる東京都記録会に出場。

短水路（２５メートル）の男子二百メートル平泳ぎで、自身の日本記録より０秒９３遅い２分６秒９３をマークした。